フィギュア グランプリファイナル ジュニア女子 シニア女子フリー 日本選手残念！

紀平選手　３A３T成功！　ISU公認大会で初の快挙

グランプリファイナル　ジュニア女子は　トゥルソワ選手と紀平選手が放送されました。トゥルソワ選手は４回転サルコーに挑みましたが、回りきらず転倒。しかし３Lz３Tと３Lz３Loを跳び優勝です。紀平選手は冒頭で見事トリプルアクセル-トリプルトゥーループを成功！ISU公認大会で初の快挙です。しかし２つ目のトリプルアクセルがシングルになり、結果フリー　125.63　と総合でも200点には届かず4位でした。

暮の全日本でのトリプルアクセル２本成功に期待します。

明日10日16時からBS朝日でジュニアを放送します。全選手の演技が観れるかどうかわかりません。また見逃した人は25日10時～と26日9時～で全カテゴリー全選手をCS放送テレ朝チャンネル２でやるみたいです。スカパーなどを契約している人はこちらもお見逃しなく。 

シニア女子は、SPの大混戦を受けて順位が入れ替わりました。

ワカバボンド不発！

樋口選手はインタビューでも言ってましたが、緊張でか身体の動きが悪いようでした。

後半に入ってのサルコーとルッツが両方とも２回転の単発になり、その後のリカバリーがあったのですが、ジャンプのミス以降、集中が途切れてしまったような印象です。キスクラ、インタビューでは堪えていたんですが、その後泣いていました。思いっきり悔しがればいいと思います。樋口選手は悔しさをそのまま練習にぶつけれる選手だと思います。ところで、樋口選手のジャンプ構成は、１番目はダブルアクセルです。これって、いつか、ダブルをトリプルにするってことですか？全日本ではトリプルアクセルが見れるんでしょうか？　期待して観たいと思います。

宮原選手はジャンプで回転不足？

最終滑走が宮原選手。直前にザギトワ選手が147.03という高得点を出したので緊張もしたと思います。目立ったミスはなかったのですが、スローで見ると回転不足気味なジャンプがいくつかありました。しかしほぼ怪我休養前に戻った感じです。試合勘、ジャンプのタイミングなどあと２週間で調整して暮の全日本では女王完全復活を見せて欲しいと思います。

メドベージェワを超えるのはザギトワだけ

細かいミスはあったものの、曲に合わせたジャンプやステップは素晴らしいです。ジャンプが全部後半、しかもタノ、タノ、タノ　PCSは70.42と6選手中4番目ですが、技術点TESが76.61とブッチ切りの高得点です。メドベージェワ選手の領域に一歩一歩近づいている感じ。メドベージェワを破るとしたら、彼女しかいないかも。フリー147.03は世界歴代で4番目に高い自己ベストです。優勝おめでとうございます。

可憐な妖精　ソツコワ選手

ロシアの３番手は誰になるんでしょうか？　暮のロシア選手権で決まるのでしょうが、メドベージェワ、ザギトワ　の次は、ソツコワ選手かもしれません。173cmと長身ながら、非常に細やかで繊細な手足の動きは素敵です。コストナー選手は169cmでソツコワ選手のほうが長身なんですが、決して大きく見えません。ロシアの五輪枠は3人ですが、今年の実績では、ラジオノワも、ポゴリラヤも、トゥクタミシェワも入ってこないのではないかと思います。ラジオノワを五輪で観たかったんですが、無理かな～。ソツコワ選手は　フリー142.38　総合216.28　で２位。

オズモンド選手　コストナー選手

ベテラン２人とも（宮原も）PCSではザギトワを上回っているのですがジャンプで小さいミスがあって、コストナー141.83　4位、オズモンド138.12　３位。となりました。コストナー選手は高難度のジャンプは跳びませんが、その他の要素で点数を積み上げていきます。これもまたフィギュアスケートの魅力ですね。