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介護施設の追加費用

貧富の差は死ぬまでつきまとう。

身体が動くうちは家族のため、子供のため、生活のために一生懸命働いて、そろそろ楽な生活をしたいと思ったら、そこに立ちはだかるのはやっぱり「お金」。いろいろな制度があるとは言え、日本の社会保障制度は決して手厚い万全のものとは言えません。年金や介護サービスにかかる国の費用はこれからどんどん増えてくるのは間違いありませんが、その原資に不安があるのはご存知のとおりです。どんな介護サービスをどういう施設で受けるかは千差万別ですが、負担しなければいけない費用も千差万別で、入りたい施設には高額な一時金が必要、一時金がないから入れないというケースも多いでしょう。貧富の差は死ぬまでつきまといます。
介護施設のパンフレットに記載されている毎月の負担額は 食費、施設使用料、生活に必要な基本サービス料、共益費などが含まれているだけで、個人の事情によって変わってくる、おむつパッド代、介護サービスを利用したときの自己負担分、その他、食べたいお菓子、お酒、新聞や雑誌は追加費用になってきます。余談ですが、年齢を重ねると「暮らしたい家」の指向が変わってくるのだそうです。若いうちは、同じ金額なら広い家と思いがちですが、年を取って身体の動きが悪くなると、あまり動かなくても用事が済む、片付ける範囲も狭くて済む 狭い家を選ぶ人が増えてくるそうです。
さて、自宅の近所にできた新しい「サ高住」への入居申し込みを済ませました。親になんと説明しようかと悩みました。住み慣れた家を離れるなければいけないと伝えた後、どんな抵抗が待っているか不安でしょうがありませんでした。どんな風に言えばすんなり受け入れてくれるか考えました。

結局、正直に言いました。

入居予定の2週間くらい前だったと思います。両親がそろっている席で切り出しました。具体的にどういう表現をしたかはもう覚えていませんが、多分「このまま、この家で暮らしたら、お金が無くなってしまう。」「面倒をみてくれる新しい家に引っ越さないといけない」「お父さんだけをこの家に置いておくわけにはいかないので、2人で一緒の家に引っ越しましょう」という意味のことを言ったと思います。
最初は、父は自分だけでもこの家で勝手気ままにすごしたい。誰かが食事の世話だけしてくれればいい。というようなことを言ったと思いますが、夜中に転倒しても誰も助けてくれない。病気になっても誰も看病してくれない。という説明をすると最後には納得したようでした。