衝撃！のフィギュア全米選手権

今週はフィギュアスケートファンには忙しい週末です。ヨーロッパ選手権と全米選手権が同じタイミングで開催されています。ただ、数日前までは、ヨーロッパ選手権はザギトワの調子と男子はフェルナンデスの最後の演技だけ、全米はカレン・チェン選手も長洲未來もお休み中だしブレディ・テネル選手の一人勝ち…スター・アンドリュース選手はどこまで伸びてきたかな…くらいの興味でした。テレビでは２大会ともCS放送の「Jスポーツ４」でしか放送されていなく、ロシア選手権とあわせて2か月だけ契約しまして録画予約していたのですが…

ところが、全米選手権で、衝撃が！

しかも今年初出場の選手が…！

衝撃！第３位　中原あかり選手

今年の女子の出場選手全体を見ると、アフリカ系アメリカ人とアジア系が半数以上いるのではないでしょうか？　日本名で紹介されている選手も３人いました。その1人が中原選手です。今年初出場の16歳。SPの点数は57.72で10位でしたが、要素の一つ一つが丁寧で、「教科書通り」のようです。演技に入ってくる遊びの要素がほとんどないので派手ではありませんし、連続ジャンプも3-2でした。しかし、ゆったりとした丁寧で美しい演技はまだまだ伸びそうで、数年後に期待です。

衝撃！第２位　ハンナ・ハリル選手

()で日本名の「田村花亜」も紹介されていました。（ハンナ（＝花亜？）という名前から韓国にルーツがある選手なのではないでしょうか？）

15歳ですが、とても15歳には思えない大人の演技です。デビュー当時のトゥクタミシェワ選手を思い出しました。ジャンプも高く、手をあげて跳んでも姿勢がきれい。この選手のことをテレビの解説者もご存じなかったらしく、驚いていました。去年までジュニア？どこで出場していたんでしょうか？　今後の注目の選手です。SPは68.16で5位。

そして衝撃！第１位　アリサ・リュウ選手

なんと13歳！去年までノービスだったそうですが、ジュニアクラスを飛び越えてシニアに挑戦です。そして、そして彼女の武器はトリプルアクセル！

SPでも最初のジャンプをトリプルアクセルにしてキレイに着氷していました。もちろんキチンと回っています。彼女もまたアジア系の顔立ちですが、名前からしておそらく中国系かと…。北京五輪では彼女は16歳。ジャンプの跳び頃ですね。きっと表彰台争いの有力な候補になっていると思います。心配なのは　現在の身長が140cmとのこと。これから３年間で身体がどう成長していくか…見守りたいと思います。SPは73.89で2位。

13歳で70点超えですよ～！恐ろしい選手です。さすがスケート大国アメリカは奥が深いです。（ネットで見ると、リュウ選手がフリーでテネル選手を逆転して優勝したようです。さらに衝撃！）

まだフリーの録画を見てません。早く見なくちゃ！