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フィギュア 全米選手権 女子SP テネル、長洲、チェン・・・

昨年12月29日から全米選手権が行われています。平昌五輪へ出場選手を決める大事な大会。アメリカはこの大会の一発勝負で決めるのかと思っていたのですが、前回のソチ五輪では「過去の実績が・・」があって3位の長洲選手ではなく4位のワグナー選手が出場した記憶があります。なんとなく人種的なえこひいきがあるようなないような・・。ワグナー選手はアメリカフィギュア界のシンボル的な存在で、後押しする人たちや団体も多そうに見えてしまうんですが、どうなんでしょう。(お前の方が考えすぎだ!と言われそうです。)この大会は1月8日までとなっているので随分長丁場11日間です。ノービス、ジュニアの競技も行なわれるので、全てのクラスの全てのカテゴリーでのアメリカのナンバー1を決める大会なんですね。ジュニアで優秀な選手は、ジュニアに出るのか?ジニアに出るのか?迷ったりしないんでしょうか? イベント好きなお国柄ですから「この時期のサンノゼはフィギュアスケート一色になって街中が大騒ぎしています」のような実況が入りそうです。

昨日はCS放送JSPORT4 で女子SPが生中継されていました。放送の最初では得点シーンがカットされたりして「ホントに生中継?」「ちゃんとリハーサルしてんの?」とか思いましたが、そこもお国柄ですね。

22人が出場していました。注目選手は、今季に全米のトップに躍り出たディ・テネル選手、昨年の全米チャンピオン、レン・チェン選手、バンクーバー以来の五輪出場を目指す長洲未来選手アシュリー・ワグナー選手です。ゴールド選手が今年は出ていないのが残念です。この他にもいきなり上位に入ってくるアメリカンドリーム的なスターが出てくるかもしれないのがアメリカという国の奥の深いところ。

競技ですが、どういう順番なのか、第1グループにも有力な選手が入っています。

アンジェラ・ワン選手

2番滑走でした。まったく聞いたことのない名前で、ぼ~っと見ていたら SP 67.00 で最終順位4位です。1996年生まれで20歳の選手です。中国系移民の子孫ですね。アメリカは中国やアジア系の選手が活躍していますね。昨年のこの大会では7位でした。

ブレディ・テネル選手

7番滑走です。今季いきなりアメリカのトップに出てきたシンデレラガールです。この大会でも落ち着いた演技でした。演技の進行に合わせて画面左上に緑黄赤で表示されるんですがオールグリーン!完璧な演技でした。 SP73.79 1位です。

長洲未来選手 

果敢にトリプルアクセルに挑戦してきました。着地にミスが出てステップアウトしてしまいましたが、回転は足りているように見えました。SP 73.09 2位です。

カレン・チェン選手

最終滑走でした。昨年の全米チャンピオンです。このまま平昌まで伸びていくかと思ったのですが、今シーズンは昨年ほどの好調さは見られません。大会によって好不調の波があるようです。SP 69.48 3位です。

アシュリー・ワグナー選手

相当身体を絞ってきた印象です。いつものメリハリの利いた演技でしたが、ミスが出てSP 65.94 5位です。ワグナー選手の2回目の五輪に黄色信号!です。

追記

フリーの演技を観て、録画を見直して記事を追加したくなりました。

スター・アンドリューズ選手

シニアデビューで昨年の世界ジュニア12位の選手。16歳です。アフリカ系で身体の能力が高そうですね。演技はメリハリが効いてきれいでした。ジャンプでは、ルッツ、フリップは入っていないものの、すべて着氷し62.55。赤いタイツの衣装でスピンが映えます。ジャンプの種類が増えたら高得点が期待できそうです。また、情報ではトリプルアクセルにも取り組んでいるそうです。 昨年の全米フィギュアでは14歳のテッサ・ホン選手アンバー・グレン選手が上位に食い込んでいます。テッサ・ホン選手は10位 アンバー・グレン選手は8位。また、昨年の全米終了後の世界ジュニアへの派遣選手の発表では、アンバー・グレン選手、ブレディ・テネル選手と発表されています。アメリカも15~16歳に期待できる選手が続々と登場してきています。

(今年は、テッサ・ホン選手SP55.82  16位 アンバー・グレン選手SP61.62  9位)

マライヤ・ベル選手

昨年のこの大会では3位。四大陸は6位。スケーティングがきれいで可憐な印象の選手です。今シーズンのNHK杯は9位でした。彼女もまた、虎視眈々と五輪出場を狙っているようです。SPは65.18 6位でした。