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今年のフィギュア世界選手権の衝撃!

今年のフィギュア世界選手権は波乱に満ちた大会だった。

ルの大本命とみられていたザギトワ選手がフリーで3転倒し5位。優勝したのは五輪銅のオズモンド選手、銀メダルは五輪出場がかなわなかった樋口新葉選手、銅メダルは五輪4位の宮原選手という誰も予想できなかった表彰台の顔ぶれになりました。
しかし、最大の衝撃は、世界ジュニア優勝のロシア、トゥルソワ選手のフリーの技術点(TES)が、シニアで優勝したオズモンド選手のフリーの技術点を大幅に上回ったことです。
トゥルソワ選手のフリー TES 92.35、演技構成点(PCS)61.14 TOTAL 153.49。
ズモンド選手のフリー TES 75.35、演技構成点(PCS)75.15  TOTAL 150.50。
この大会ではミスが続いたザギトワ選手が五輪でみせた見事なフリーのTESは81.62 TOTAL 156.65でした。
これは何を物語るのでしょうか? 
さらに、世界ジュニアでは6位の横井ゆは菜選手まで全員がTES65以上でした。一方、シニアでは3位の宮原選手がTES64.20 4位コストナー選手が54.71 5位ザギトワ選手が62.34 6位のブレディ・手ネル選手が65.83と6位以上では半数の3人しかTES65を超えていません。もちろん、大会の雰囲気、世界チャンピオンへのプレッシャーという要因はあるものの、ジュニアのトップ選手のジャンプの技術はすでにシニアのトップ選手を上回っているということではないでしょうか?
今年は、ロシアのトゥルソワ選手が世界で初の2種類の4回転ジャンプを決めるという世界のフィギュアスケートの歴史に残る大会でした。しかも、その4回転ジャンプ2本を決めたのはジュニアの選手だったということを忘れてはいけません。