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オリンピックに魔物はいるか?

パソコンの横のテレビでは平昌五輪・男子FSのLIVE放送中です。

よく言われていることですが、やっぱりオリンピックには魔物がいるんでしょうか?昨日のSPを見ていると「絶対にいる!」としか思えません。前回のソチでは浅田真央さんに牙をむきました。浅田真央さんのSPはとても信じられませんでした。会場の日本人全員が凍り付いたようになっていました。

この平昌では、ネイサン・チェン選手とミハエル・コリヤダ選手に襲い掛かりました。この2人のSPは、この1年見続けていたファンにとっては、到底、受け入れることができない出来事でした。

しかし、この魔物は誰にでも襲いかかるわけではないようです。魔物を子猫のように手なずけることができる勇者の中の勇者がいるのです。

NHK杯前の大怪我で日本中、いや世界中を混乱させた羽生結弦選手は、いとも簡単に、この狂暴な魔物を手なずけてしまいました。個人的には平昌に間に合わない可能性もあると思っていたのですが、とんでもない!少なくともテレビで観ている限り、羽生選手にあの大怪我の影響はまったく見られません。ただ一人110点超え!そして競技後のインタビューでの可愛げの無いコメント(ファンの方、申し訳ありません。でも普通の感覚では可愛げの無いとしかいいようのないコメントです)「僕はオリンピックを知っている」つまり僕はオリンピックの魔物を飼いならしている、ということですね。まさに勇者にしかできない発言です。

この記事を書いている時点でネイサン・チェン選手のFSは4回転5本降りて、215.08!

技術点127.64! ソチの浅田さんと同じ気持ちでしょうね。でもこれがオリンピックです。実力を100%出すことがどんなに難しいことかがよくわかります。

羽生選手と飼いならし方は違いますが、宇野選手は魔物とお友達になったみたいですね。宇野選手はいつもと変わらないリラックスした表情のように見えました。

あと1時間くらいで最終グループの演技です。羽生選手と宇野選手がこの日の魔物をどう飼いならしているか、テレビの前で正座して観させてもらいます。

フェルナンデス選手、ボーヤン・ジン選手も素直に応援します。

みんな悔いのないよう実力を発揮して欲しい!