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フィギュア グランプリシリーズ カナダ大会 男女フリー

地上波放送版を観ました。ジャッジが厳しかったんでしょうか?誰も点数が伸びていませんでした。スポーツ観戦の醍醐味は、選手たちが常人には真似のできない身体能力で、その選手の最高のパフォーマンスを発揮する瞬間を見ることにあると思っています。そういう意味で、つまらない1日でした。

ガッツポーズの真凛ちゃんですが・・・

本田真凛選手は前日の悔しそうな表情から一転、演技後のガッツポーズが帰ってきました。真凛ファンはほっとしたことでしょう。彼女の手ごたえもノーミス、パーフェクト、だったと思われますが、点数は意外と伸びず125.64。回転不足2つ取られなくても130点そこそこです。このままでは平昌出場権争いは厳しいものがあると言えるでしょう。本田選手は天才肌で、何かのきっかけで大化けする可能性を秘めていますが、そのためにはジャンプや表現力以外の細かい評価ポイントを押さえる練習が不足しているのでは?と思いました。本郷選手も演技後は満足そうな表情でしたが、114.74。選手自身の手ごたえの割に点数が伸びていません。ケイトリン・オズモンド選手にもミスが目立ちましたが、2位3位のロシア勢が伸びてこなかったので大差での優勝でした。頑張ったのはワグナー選手。SP7位からの表彰台です。SPでは4位と2.5点差しかなかったので4位はあるかと思っていたのですが、パゴリラヤ選手の絶不調な演技、その他の上位も勝手にミスを連発してくれたからということでしょうが、彼女の最後まであきらめない精神力は賞賛に値します。浅田選手と同世代の選手がまだ第一線で頑張っているので応援したいと思います。それにしてもパゴリラヤ選手はどうしたんでしょう? 好調のときの彼女の演技は堂々たる風格さえ漂う素晴らしいものがあるのですが、この日は途中からマイナスオーラが出まくってました。気持ちに波があるんでしょうか?それにしても1日でこんなに違うもんなんですね。

男子は宇野くん、ぶっちぎり!

男子は宇野昌磨選手のぶっちぎりでしたね。4回転4本の構成でしたが、まだ4サルコーを入れてない、本番に向けてまだまだ上積みが期待できる演技です。若さ、勢い、このままあと半年、本人には金メダルが見えているのかもしれません。

残念だったのはパトリック・チャン選手。ジャンプでミスが続き151.27.下半身のどこかに故障を抱えているのかもしれません。素晴らしかったのはジェイソン・ブラウン選手。独特のスタイル、雰囲気で会場の空気をつかんでいたと思います。残念ながら果敢に挑んだ4回転は転倒しましたが、身体の柔軟性を生かしたすばらしい演技は平昌でも是非見てみたいスケーターの一人です。最後に無良選手。どうしちゃったの?本人も調子は良かったのに・・とコメントしていましたが、ほんとにどうしちゃったの? 五輪に行ける最後で最大のチャンスなのに、頑張って欲しい選手です。