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いまさらですが、台北の四大陸選手権でのハプニング

更新できませんでした。目の具合が悪くなったのでパソコンを遠ざけていました。医者の許可が出たので再開させていただきます。

前回の記事は全米選手権の直後でした。その後ヨーロッパ選手権でメドベージェワ選手が復帰し、台北で四大陸選手権があり、もう平昌五輪が始まっていますね。

平昌は何かと不安要素が多いので、代表になれなかった三原舞依選手と無良選手の今シーズン最後の演技を応援しに台北に行ってきました。

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結果はもうご存知のことと思いますが、とんでもないアクシデントがあったのも存じですよね。それでは遅ればせながら四大陸選手権で一番エキサイティングなアクシデントのレポートです。

1月28日、男子シングルの優勝者も決定し、午後6時からエキシビションが始まりました。各競技の成績上位者以外に台湾の若い選手達も頑張って素敵な演技で観客席を沸かせていました。カナダの男子シングル、エラジ・バルデ選手は「2」連続宙返りを披露しました。

三原舞依選手は、競技中には絶対に見られない「4」連続ジャンプを披露。3-3-2で観客がいたと思ったら、もう1本2回転! 今日のMVPは舞依ちゃんかと思いきや、次に出てきたペアの銅メダル、北朝鮮ペアが、ハングルの歌(初めまして~ よろしくおねがいします~!という歌らしい)でノリノリで客席を沸かせます。麻依ちゃんのインパクトがかすんじゃった、と思ったら、真打ちはやっぱり最後に登場です。

ペア優勝のアメリカペアの演技も終盤、突然、会場の証明がバン!と落ちました。(「バン」と音はしてないと思いますが・・)曲もカットアウト!PAの電源も落ちたのでアナウンスも無し。演技中のペアも観客も一瞬あ然! アメリカペアは曲無しでその後の演技を続けました。最終演技のボーヤン・ジン選手はどうなるのか? しかし停電なんてすぐ復旧するだろうと思ったのに、なかなか照明がつきません。

その時、バックスタンドを中心に小さな光が次々に点き始めます。

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きれいでしたね~。ライブ会場ではよくやるらしいのですが、悲しいかなオジサンは経験がないので、スマホのバックライトの点け方を知りませんでした。

非常灯で徐々に明るくなってきましたが、1分たっても2分たっても、照明もPAも復活しません。この頃、リンクの裏には、フィナーレの振り付けのために全選手が集合していたらしいですね。

待っていても復旧しないと思ったのか、薄暗いリンクに全選手が出てきます。横一列に並んで会場に挨拶します。こういう時ってサービス精神の旺盛な選手が仕切りますね。この日はジェイソン・ブラウン選手が仕切っているようでした。

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https://photos.google.com/share/AF1QipPSmqYVhuGAsZGE8lvpeZrTnadrl9AvI1eO4Tr7u96NKpno-ccMqpbysKogUNMGAQ?key=TnBVdENqdHd0VDRrNDlzYkRsRGZOcUdQYU9mSndn

(撮影が下手ですいません。ちなみに台北アリーナでは撮影禁止ではありませんでした)

これで終わりと思いきや、(ジェイソン選手が提案したんでしょう)ボーヤン選手がリンクの端から助走を始め、4回転ルッツに挑戦。2回チャレンジしましたが、2回とも転倒したように見えました。(画像ありません)

そして、今度はカナダのエラジ・バルデ選手が助走を始めました。伴走しているのはジェイソン選手。エラジ選手はなんと!本番より1回多い「3」連続宙返りを披露してくれました。

https://photos.google.com/share/AF1QipPOzBe0DXHJFv_fvGE28vFwN9u95kfWvZKA8XGhzT-1I_TlPvyy80EJFtfKspiOQw?key=TW1ka3I4dHJVU0RSOFEwT1gxOVRNOUJMS0JxUWdR

照明が落ちてから10分くらい、こうやってファンサービスしてくれたでしょうか。選手たちが客席に手をふってリンク裏に帰っていきます。

終わりかどうか、周りの中国語もわからないのでキョロキョロしてたら、観客もゾロゾロ帰りだしました。PAが復旧していないので、当然、会場アナウンスも無し。誰も騒がないで帰りだしました。区切りの無い幕切れでしたが、こんなアクシデントは狙って観られるものではありません。今大会で一番エキサイティングな時間でした。

 

五輪の団体が終わりました。メドベージェワ選手とザギトワ選手は異次元ですね。

田中刑事選手、坂本花織選手、団体戦はいい経験を積ませてもらったと思って、個人競技でガンバ!(宇野選手は、個人競技を「本番」って言ってましたね。)