フィギュア グランプリシリーズ 中国大会 男子フリー ドミノ倒し？

女子に続いて男子フリーを観ました。上位陣はドミノ倒しのようでした。唯一頑張ったのは、アメリカ　マックス・アーロン選手。４回転3本　３Ａ2本を踏ん張り終了後が力強いガッツポーズ！結局アーロン選手がフリー176.58で1位　総合3位に入りました。

田中刑事選手は、冒頭の４サルコーが決まりおおっ！と期待したものの、怪我の影響か残りのジャンプではいっくつかミスが出てフリー159.98　で総合7位に終わりました。本人も修正点はわかっているようで、これから全日本にむけてどこまで追い込めるか期待したいと思います。五輪に出場できる最後で最大のチャンスですから頑張って欲しいものです。キン・ハクヨウ（ボーヤン・ジン）選手は…４回転４本入れた演技でした。最初のLzは流石、高さのあるきれいなジャンプですが、残りの３本はいずれも着氷が乱れ、フリー170.59　それでもSPの貯金で2位。自国開催で面目はたった？でも本人は納得していないでしょう。同じ中国のハン・ヤン選手は４回転こそ1本でしたがノーミスの172.39！　地上波では放送されなかったので、BS版が楽しみです。

ハビエル・フェルナンデス選手は、不調でした。まだ追い込んでいないだけならいいのですが、時折顔をしかめていたのを見ていると、怪我？故障？ではないかと思います。ファイナル出場は無いし、スペイン国内にライバルはいないのでしょうから平昌には万全で臨んでほしいと思います。

コリャダ選手も前日とはすっかり変わったいつものコリャダ選手になってました。フリー176.25　でしたが、SP２位以下の選手もぱっとせず、総合１位。ファイナル進出一番乗りです。初出場おめでとうございます。

地上波では放送されなかった２人に注目！

地上波版に入ってなくてBS版で是非見てみたい選手がハン・ヤン選手ともう一人います。アメリカのヴィンセント・ジョウ選手。実はアーロン選手の演技中に画面の左上に「その時点での技術点首位」の点数が目安として表示されているのですが、よく見ると「技術点　102.35」！！　誰？誰？　102.35出てたらフリーで190くらい？　もしかして逆転？　なんでそんなにすごい演技を放送しないわけ！？　って怒っていたのですが、演技構成点が低めで総合4位でした。しかし４回転がビシビシ決まっていたようなので、BS版でチェックします。

さあ、来週は日本だ！　

パトリック・チャン選手が調整のために欠場！男子は羽生選手のライバルは誰もいなくなりました。

女子は、日本の女王　宮原知子選手が初登場です。メドベージェワ選手・長洲未来選手・コストナー選手・白岩優奈選手も出場するので、こちらは面白くなりそうです。