母のレシピが復活！

先日行った三回忌の法事には姪夫婦も出席してくれました。その時に実家に立ち寄った姪夫婦が「このレシピもらっていいですか？」と聞いてきました。断るわけがありません。何十冊もある中から数冊持って返ったような気がします。

母のレシピ復活！

その翌日、姪からメールが入っていました。

週末はありがとうございました。
持ち帰りましたおばあちゃんのレシピで、さっそく●●さんがキャベツのオーブン焼きを作ってくれました。1989年のものでした。美味しかったです。また色々作ってみます。

うれしいですね～。これがそのレシピ。　　　　

そして、これが「キャベツのオーブン焼き」残念なのは料理を作ったのが姪でなくその夫だということ。笑

この夫婦は、母の形見の桐箪笥をリフォームしてテレビ台にしたり、何かと母のことを気遣ってくれています。

1989年と言えば、平成元年。まだ母が62歳だった時です。

●●くん、レシピをぜ～んぶ持って行って、ぜ～んぶ再現して頂戴！笑

母と料理

母は50歳くらいから自宅や公民館で料理教室をしていました。認知症が出始めてからもやる気満々でしたから、たまりにたまったレシピの枚数は膨大です。母の歴史です。しかし誰かがレシピを再現してくれるとは思っていませんでした。このレシピを書いた頃も、料理の研究と称して母は一人で東京の息子たちの家に泊まりにきていました。もっと息子たちの顔が見たかったんだなと思います。70歳をすぎたあたりで東京に一人で来る回数は減っていきました。私たちも田舎のばあさんに東京の満員電車に乗るのは無理と止めた記憶もあります。しかしあの方向音痴の母がよく東京のターミナル駅で間違えなく乗り換えれたものだと思います。