フィギュア 四大陸選手権

フィギュア　四大陸選手権が終わりました。結果は皆さんがご存じの通り。日本のアベック優勝でした。この前のアベック優勝っていつなんだろう？と思って調べたら　2014に無良選手と村上選手が優勝。確か…真央さんと高橋さんのアベック優勝があったはず…あれ？2011は高橋大輔さんと安藤美姫さんが優勝。高橋さんと真央さんとのアベック優勝は2008でした。10年以上前なんですね～。そして2004年の女子シングルの優勝は太田由希奈選手。「トリノは太田で決まり」とまで言われていた彼女はこの後、故障に苦しむことになります。　四大陸選手権のミニヒストリーはこのくらいで…

紀平選手は真のエースだ！

驚きました。SPで３Aが１Aになってしまったのを見て、あ～と天を仰いでしまいました。あせらず世界選手権までに治せばいいよ、と思いつつ、修正能力の高い彼女ですから、フリーまでなんとかするかもしれない、と不安と期待が半々でフリーを見ていました。結果は…　ご存じのとおり、SP１～３位が得点を伸ばせず、紀平選手が驚異の153.14！　しかも３Aを２Aにしてこの高得点！まさに世界のエースです。世界選手権でもこの勢いで突っ走ってくれるでしょう。

女子シングルでは三原舞依選手もフリーで挽回140点超え！３位です。フリーで140点超える選手が世界選手権の代表になれない国って…。

一皮むけた宇野クン

そして男子の宇野選手も男でしたね～。全日本も故障をおして優勝でしたが、この大会でも凄まじい気迫でしたね。フリーの演技終了後崩れ落ちてしまったのはパフォーマンスではなく、本当に精も根も尽き果てたんでしょうね。宇野選手も立派な日本のエースです。このタイミングで世界選手権でのネイサン選手、羽生選手との激突を目の前で見られる日本のファンはなんて幸せなんでしょうか？

しかし来年はもっと厳しいゾ！

女子は来年、再来年が厳しい戦いになりそうですね。ロシアの４回転娘二人がシニアに参戦、再来年はアメリカのアリサ・ルー選手はシニア？紀平選手も４回転をいれてくるでしょうから怖いくらい超ハイレベルの争いですね。

男子も羽生選手にネイサン選手と宇野選手が近づきました。もしかして下克上もありえるレベルです。そしてそこにヴィンセント・ゾウ選手ともう一人、個人的にはチャ・ジュンファン選手が来そうな気がしています。こちらも超ハイレベルな闘いが北京五輪まで続きそうです。

さあ、３月の世界選手権はじっくり観るゾウ！笑