新シーズンのザギトワは？

15歳でオリンピック女子フィギュアで世界の頂点に立ったザギトワ選手。平昌での演技は金メダルにふさわしい完璧なものでした。１年前の世界ジュニア金メダルの演技も河井らしく素晴らしかったのですが、そこからの進化には目をみはるものがありました。

しかし、これからのザギトワに関してとても心配してしまうのです。

世界選手権でのザギトワは五輪では考えられなかったミスを連発！五輪から身長が２cm伸びたという報道もありましたが、２か月で2cm！？　ありえない！　でも、昨シーズン登録した身長が世界選手権で登録しなおしたら2cm伸びていたことは、成長期の15歳だったらありえる！？身長だけではなく、心配なのは、体形の変化です。

ザギトワの衣装といえば、エキシビションのトラ柄のタイツが印象に残りますが、昨シーズン中と、世界選手権以降のトラ柄衣装のザギトワを比較すると、胸の谷間の空き具合は広がっている気がしませんか？　女性らしい体形にどんどん進化している？

特に、日本のテレビ番組に出演した姿は、シーズンオフというのもありますが、あきらかに一回り変化していた！　う～ん…。

記憶に残るのは、ソチ五輪でロシアのエースと期待されていたリプニツカヤのその後です。おそらく体重コントロールに苦しみ拒食症になって引退を余儀なくされたことは想像に難くありません。またソチ五輪で女子フィギュア金メダルのソトニコワは怪我が伝えられていますが、体調面以外にも、モチベーションの低下もあるのではないでしょうか？　ソトニコワも五輪以降は世界の舞台には登場していません。五輪金メダルの肩書があれば、アイスショーのギャラはどんなもん？

ということで、自分の努力だけでは解決できない体形の変化、同時にやってくる体重との闘い、そしてモチベーションの維持、と今シーズンのザギトワには不安要素がいくつも重なるのです。特にロシアだから。４回転ジャンプを跳ぶ若手や、数年前のザギトワを彷彿させる選手が続々と出てくるロシアでトップを維持するため、そして　先輩たちの五輪後を見ていると、心配で心配でたまりません。

あまり「マサル」とばかり遊ばないで、あの素晴らしい演技をみせて欲しい！