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フィギュア アメリカ男子五輪代表の選び方にがっかり。

皆さん既にご存知だと思いますが、8日に平昌五輪に派遣するフィギュア男子のアメリカ代表が発表されました。ネイサン・チェンを外すことはあり得ませんが、その他の2名の名前にとても違和感を感じてしまいました。違和感というよりアメリカという国を見損なってしまいました。

自由の国、誰にでも公平に成功するチャンスがある国、アメリカンドリームの国、実力主義の国 と思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。夏の五輪の水泳や陸上は、直前の大会での一発勝負です。日本も見習って選考会一発勝負!が誰からも文句が出ない、選手達も納得するすばらしいやり方だと思っていましたが、今回のフィギュア男子シングルの選考は、まったく違う国の選考を見ているようでした。

なぜ、すばらしい演技を見せてくれたロス・マイナー選手をはずしたのでしょうか?彼にどんなマイナス要素があるんでしょうか?年齢でしょうか?4回転の成功率が悪いからでしょうか?過去の実績が優れていないからでしょうか?

ヴィンセント・ジョウ選手もアダム・リッポン選手も素晴らしい選手です。五輪のリンクで演技を披露する資格は十分にもっていると思います。しかし、五輪直前の全米選手権で気迫の籠った演技をやり遂げて2位になったのはロス・マイナー選手なのです。まるでどこかの国のマラソン代表の選考のようです。

アメリカはフィギュアの選考に関してはただの国

とはいえ、前回のソチ五輪では、女子は全米3位の長洲未来選手が選ばれず4位のアシュリー・ワグナー選手が選ばれました。長洲選手は腐ることなく、8年間!(8年間ですよ!)精進して今回の代表の座を取り戻しました。キスクラでの彼女の涙が全てを物語っていると思います。長い8年だった。自分自身を誇りに思うこの言葉に全ての思いが凝縮されていると思います。しかしロス・マイナー選手は27歳(五輪時)です。再度のチャレンジはさすがに厳しいと思われます。「どしてくれんだよ~!オレの4年を返せ~!」というのがロス・マイナー選手の本音でしょう。リッポン選手は1年前の全米チャンピオンであり、今シーズンも世界のトップレベルで戦ってきました。ヴィンセント・ジョウ選手は、1年前の全米選手権の銀メダリストであり、複数種類の4回転ジャンプを跳べる「期待できる」選手です。でもそんな選考理由だったら、1年前に決めちゃえばいいじゃないの~!今年の全米選手権は何のために開催したの?選手たちは何のために全米選手権を目標にしたの? スケート連盟に関しては、アメリカも日本と変わらない情実とコネと忖度の国だったと思われてもしょうがないですね。

まさか、アダムリッポンを出さないとテレビの視聴率が取れないから・・日本みたいな理由で選んだんじゃないことを祈ります。

全米選手権の順位を考慮しなければ、この3人は、実力と期待値を兼ね備えたいいチームだと思います。しかし、やっぱり「一発勝負」が清々しくていいですね。

ところで羽生弓弦はどうしているんでしょうか?

ところで、羽生選手の回復具合に関するニュースがまったく伝わってきません。(見逃しているだけ?)氷上練習は始めたの? 4回転は跳べるの? 無理して選手生命に影響は出ないの? 世界中のファイギュアファンがカナダでの羽生選手の練習拠点「クリケットクラブ」に潜入したくて潜入したくてたまらないと思いますが、果たして羽生選手は五輪でファンが期待する演技を見せてくれるのでしょうか?もう氷に乗ってジャンプを跳んでないと間に合わないのではないかと心配になりますね。