フィギュア グランプリシリーズ ロシア大会

もう女子フリーも終わって結果が出ていますが…

激突！羽生VSネイサン・チェン

絶対王者羽生選手と新鋭・ネイサンチェン選手の激突は初戦はチェン選手に軍配が上がりました。しかしフリーは両選手とも会心の出来ではないのが残念、これからどんどん調子が上がっていくでしょう。羽生選手の４ルッツ挑戦はお見事でした。一瞬、腰が落ちかけたように見えたのですが、GOEが1.14つきました。その他の４回転ジャンプ2本でミスがあってもフリー195.92。今シーズンの構成で完璧な演技をしたらどこまで得点が伸びるのでしょうか？　この試合を観て、平昌で、羽生選手のライバル１番手になるのはネイサン・チェン選手だと感じました。４回転ジャンパーという印象ですが、表現力・男っぽい雰囲気はすばらしい。18歳だし、まだまだ伸びてきそうです。テレビを観ていて気がついたのですが、チェン選手は意外と身長が低いんですね。６分間練習でリンクに出ていくときに羽生選手と2人並んだんですが、羽生選手より7～8cm低いように見えました。

樋口と坂本は？

 　樋口新葉選手すごい！SP後のキスクラでは70点超えなかったせいかとても悔しそうな顔をしていたのですが、フリーで137.57　です。平昌出場は、三原選手と樋口選手、そして今シーズンはまだ試合に出ていない宮原選手の３人の争いになりそうです。本田選手、坂本選手はちょっと届かないかな…。若手は数か月で驚くほど伸びることもあるのでちゃんと観ておかないと…。

メドベージェワ選手は異次元の強さですね。SP80点　フリー150点って…　一人だけ技術点が75点って…。　絶対王者です。コストナー選手はさすがベテランの技というか味というか、ジャンプ構成点はあまり高くないのですが、それでも技術点が68.09　素人にはどこがどうだかよくわかりませんが、エッジワークとか、スピンとか細かいところのテクニックがすごいのだと思います。ラジオノワ選手がまだ健在で頑張っていたのはうれしかったです。３ループの前に転倒したらしいのですが、それでも195.52。身体の成長でジャンプのタイミングがすれているように見えた頃もありましたが、彼女も虎視眈々と平昌を狙っています。メドベージェワ、ラジオノワ、ソトニコワ　と日本大好きなロシア選手が多いせいか、ロシア選手はなんとなく応援しちゃいます。（浅田選手が好きだから日本好きという選手も多いようですね。）

残念なのは坂本花織選手。風邪をひいていた？演技途中で止めた？　何かトラブルがあったようですが、それでもフリー125.12　は立派です。

今夜ゆっくり録画したテレビを観ます。

あと4か月後。何が、誰が、どうなっているんでしょうか？　楽しみです。