人生は楽しまなくっちゃ

人生を楽しむためのあれこれ 大好きなフィギュアスケート、美味しい富山湾の魚 おススメふるさと納税返礼品 たまにトレッキング

カーニバルオンアイスで注目だったのは?

本田真凛メインはちょっと・・・

ジャパンオープンの流れでカーニバルオンアイスの放送を観ました。番組の売りは「本田真凛が新SPを初披露!」番組も本田真凛選手押しで進行していました。この日は引退した高橋大輔町田樹織田信成鈴木明子村上佳菜子と実績も人気もある先輩方を差し置いてショーのメインになっちゃったわけです。本田真凛選手のファンは喜んで見たと思いますが、以前からのフィギュアファンはどう思っていたのか気になります。また、試合の結果を見ても残念ながらロシアのメドベージェワ選手 ザギトワ選手 三原舞依選手よりは下だったのに、あのメインの扱いは、アンチ本田を増やしてしまいそうで心配です。もちろん本田選手には何も責任はありませんし、フィギュアファンの多くが興味を持つだろう見どころであったのは間違いありませんが、ちょっと主催者側・テレビ局がはしゃぎすぎたのでは?と思ってしまいます。

他の選手も見どころいっぱい!

各選手の演技といえば、エキシビションみたいな試合のエキシビションだと思って観てましたが、長洲未来選手が3アクセルに挑戦したり、三原選手は氷に吸い付くような見事なスケーティングで華麗な演技を見せてくれたり、フェルナンデス選手は果敢に4回転を跳んでくれたり、ロシアの2人もシーズン序盤とは思えないほどの安定感で完成された演技を見せてくれたり、本田選手の新SP以外にも見どころの多いショーでした。エキシビションだな~と思ったのは、メドベージェワ選手 ザギトワ選手がジャンプで手を上げてこなかったこと、やっぱりあれは簡単にできることではないんですね。

また、宇野昌磨選手はクリムキンイーグルを2回披露したのですが、最初は左手、2回目は右手を氷につけて滑らせながらのクリムキンイーグルでした。この姿勢は試合では決して見ることのできない貴重なポーズ。もしかして手を氷につけたほうがやりやすいのか? 左右どちらの手でもつける余裕を感じてしましました。

一番の見どころはネイサン・チェン選手の「Nemesis」

この日一番の演技は、ネイサン・チェン選手。4回転ジャンパーとして知られているチェン選手ですが、この日は4回転は跳ばず「Nemesis」を演じました。足さばき、スピン、男っぽい表現力、疾走感に目をみはるものがありました。これに4回転が加わったら、ものすごいプログラムになってきます。日本勢の最大のライバルかもしれませんが、平昌ではどこまで進化した演技を見せてくれるのか、ぞくぞくします。